BRM Activated Killer療法 — 自己のリンパ球を増殖・活性化し、体内に戻してがん細胞を攻撃する、副作用の少ない免疫細胞療法です。
BAK療法は、患者様ご自身の血液から採取したリンパ球を体外で約2週間培養・活性化し、最大約100億個にまで増殖させたのち、点滴により体内に戻す治療法です。
人間の体には、がん細胞などの異常な細胞を排除する免疫機構が本来備わっています。しかし、がん細胞は免疫細胞の攻撃を免れるためにその情報を隠すと言われています。BAK療法は、自然免疫細胞と獲得免疫細胞の両方を活用し、多方向からがん細胞にアプローチします。
手術・薬物・放射線という三大標準治療に並ぶ「第4の治療法」として、単独での使用はもちろん、標準治療との併用にも対応しています。
他の免疫療法と一線を画す、BAK療法ならではの優れた特長があります。
患者様の免疫細胞を体外で約2週間培養し、最大約100億個まで増殖させます。通常の免疫細胞の数十倍以上の攻撃力で、体内のがん細胞に対処します。
自然免疫細胞(NK細胞・γδT細胞)はHLAに依存せずがん細胞を攻撃するため、T細胞がうまく認識できないがん細胞に対しても有効に働きます。全固形がんに対応可能です。
自己の免疫細胞を用いるため、アレルギー反応や強い副作用がほとんどありません。投与当日に一時的な発熱が起こる場合がありますが、数時間後には通常の状態に戻ります。
BAK療法では、自然免疫と獲得免疫の両方の細胞を活用し、多角的にがん細胞を攻撃します。
がん細胞や感染細胞をHLAに関わらず直接攻撃する、自然免疫の中核を担う細胞。がん細胞が免疫逃避を試みても、NK細胞はそれを検知して攻撃します。
HLA非依存的に攻撃BAK療法開発者の海老名卓三郎博士が、世界で初めてがんへの攻撃性を発見した細胞。通常のT細胞とは異なる経路でがんを認識し、攻撃することができます。
海老名博士が世界初発見他の免疫細胞を活性化するサポート役として機能し、免疫応答全体を調整・増強します。キラーT細胞や抗体産生B細胞の働きを助け、免疫システム全体を強化します。
免疫応答の調整役特定のがん抗原を認識し、標的となるがん細胞を直接殺傷する獲得免疫の主要エフェクター細胞。BAK療法ではこれら複数の細胞を同時に活性化します。
標的を認識して直接殺傷採血から点滴投与まで、約2週間のサイクルで行う外来治療です。
初回は問診と事前検査を行います。末梢血を約20ml採取します(採取時間は約10分)。採取した血液は遠心分離し、リンパ球を抽出します。
抽出したリンパ球(約1,000〜2,000万個)を固相化抗CD3抗体とIL-2で培養開始。その後IL-2入りのガス透過性バックでCO₂培養器にて14日間培養し、最大約100億個まで増殖・活性化させます。
増殖・活性化した免疫細胞を外来にて点滴で体内に戻します。所要時間は約1〜1.5時間。入院不要の外来治療です。
【採血】→【培養(約2週間)】→【点滴投与】の流れを繰り返します。1クール終了後は各種検査結果を総合的に判断し、医師と相談のうえ今後の治療方針を決定します。
| 病期 | 推奨頻度 | 月あたり回数 |
|---|---|---|
| ステージⅠ | 月2回ペース | 2回/月 |
| ステージⅡ〜Ⅳ | 月4回ペース | 4回/月 |
| 再発・転移予防 | 医師と相談 | 個別対応 |
※最終的な治療回数・頻度は患者様の状態・ご希望に応じ、医師との相談のうえ決定いたします。